潮風が屋根に与える影響については、主に以下の点が挙げられます
1.腐食
潮風に含まれる塩分は、屋根材料の腐食を促進します。金属屋根や金属製の部品は特に影響を受けやすく、錆びやすくなります。この腐食は、屋根の耐久性を低下させ、修理や交換の必要性を早める可能性があります。
2.塗装の劣化
塩分は塗装表面を侵食し、剥がれや色あせを引き起こすことがあります。このような劣化は、屋根の外観に影響を及ぼし、さらに保護層の劣化により下層の材料が損傷する原因となることもあります。
3.防水性の低下
潮風による連続的な影響は、屋根の防水機能にも悪影響を及ぼすことがあります。腐食や塗装の劣化は、水漏れのリスクを高め、屋内への水の侵入を許してしまう可能性があります。
4.材料の劣化
一部の屋根材料は潮風による影響を受けやすく、その寿命が短くなることがあります。たとえば、アスファルトシングルや木製の屋根材料は、潮風によってその性能が低下しやすいです。
糸島市、福岡市西区、福岡市東区などで工事をさせて頂くと、屋根の板金が錆びてるお家を頻繁に見ます。
これらの影響を軽減するために、潮風の強い地域では、耐腐食性が高い材料を使用したり、下地の処理をしっかり行うことが大切です。